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anted!
(I've got it!)
ニルソン Nilsson
/ 空中バレー Aerial Ballet
(RCA Victor LPM 3956)
1968年製作のモノラル盤
インターネット時代になって
お金さえ出せば
どんな珍しいレコードも
手に入るようになりました。
でも今回ご紹介する
ニルソン「空中バレー」(1968年)の
初回モノラル盤はなかなか
見つかりませんよ。
まず現物を見た人が皆無で
実際に発売されたのか
定かでありませんでしたから。
でもチャーンと出てたんですね。
どこが珍しいかと言いますと
初回盤にのみ
「Daddy's Song」が
収録されているのです。
ザ・モンキーズが
映画「Head」(1968年)で
「Daddy's Song」をカヴァーしたため
ニルソンのオリジナル・ヴァージョンは
セカンド・プレス以降
「空中バレー」から削除されたのでした。
1970年に「Without You」の
世界的大ヒットを出すニルソンですが
この「空中バレー」(1968年)の頃は
ポール・マッカートニーを
スーパー・クールにしたような
音楽をやっていました。
(能天気さを抜き取った
「When I'm Sixty Four」を
想像してくださいね)
実際「空中バレー」は
ビートルズの愛聴盤としても有名で
インタビューで盛んにニルソンを
賛美していました。
ライナーノーツは
ビートルズのパブリスト、
ディレク・テイラーが
書いています。
「Daddy's Song」
(見事なバチさばきを見せるのは
「レイラ」のジム・ゴードン)
を収めたA面も素晴らしいのですが、
なんといっても聞き物は
「うわさの男」で始まる
B面の一連の流れです。
特にハイライトといえるのが
5曲目の「ワン」。
ニルソン・ミュージックの
根幹ともいえる
どうしようもない喪失感に
胸が締め付けられます。
(2004.1.7)
ニール・ヤング
Neil Young With Crazy Horse
/ Everybody Knows This Is Nowhere
(Reprise RS 6349 米国・加とも同番号)
1969年制作
アルバム・ジャケットに登場した
アーティストのペット達。
世界一有名なのはキャロル・キング
「つづれおり」のトラ猫チャンでしょう。
ピーターパン的には「ワンマンドッグ」の
シェパードかな。
でもなんといっても白眉は
ニール・ヤングのセカンドに登場した
あの白い子犬でしょう。
若き日の繊細なニールの感性を
具体化したようなあの子犬の眼差し、
もうたまりません。
見開きジャケを開くと、ど真ん中に
子犬のアップの写真が。
え? アメリカ盤を含む通常盤と
このカナダ盤、子犬の顔の向きが
反対じゃない? カナダ盤の方は
ネガ逆転による右向き。
当然子犬のチャームポイント「たれ耳」も
左右逆転しちゃってる。
ペットを飼ったことのない人の横暴。
↑USA盤(通常盤)↓カナダ盤
どっち向きが正しいんだろう?
なんでこういうことが起きたんだろう。
想像されることは2つ。
1:カナダ盤のアートディレクターが
右向きがいいと判断し
カナダだけ独自に変更した。
2:原盤権を持つアメリカの
アートディレクターが
右向きがいいと判断したが
ニールからのクレームで訂正。
(愛犬のたれ耳が逆に写ってるなんて
到底許せないだろうからね)
初回盤のみ右向きのまま出回るが
その後左向きに訂正、
しかしカナダ盤は初回盤ネガを
使いつづけた、ってとこかな。
はたしてアメリカ盤の右向きも
あるんだろうか?
どなたかお持ちじゃないですか?
追記 今回この記事を書くために
あらゆる資料を
チェックしたのですが
「子犬の名前」は不明でした。
ご存知の方教えてください。
(2003.1.16)
★お客さまの伊達さん(
札幌市
)からのメール★
このセカンドのジャケットって本当は
ファーストアルバム
「ニール・ヤングRS 6317」
(1968年)のために
用意されたものなのです。
発売はされなかったらしいのですが、
どうもサンプル盤は
出回ったらしいのです。
これがその写真です。
★お客さまの田村さんからのメール★
犬の名前は、どうやら「ART」というようです。
ジェイク・ホームズ
Jake Holmes
/ The Above Ground Sound Of
(Tower-Captol ST 5079) 米国盤
1967年制作
ゼップのDased & Confused
(ファースト・アルバム A面
M-4 1969年制作)の
オリジナルがあるらしい!・・
前から噂にはきいていたけど、
ここまで同じだとは・・
ジェイク・ホームズの
「The Above Ground Sound Of」が
問題のアルバム。
当時はやりのフォークなんだけど
(ティム・バックリーや
フレッド・ニール ETC.)
タイトル、アレンジまで
ゼップヴァージョンと
まるっきり同じなのよ。
ゼップのクレジットは、
もちろんジミー・ペイジに
なってるけど(笑)。
ヤードバーズ時代に
アメリカにいたペイジが、
ウイスキー・ア・ゴー・ゴーで
ジェイクのライブをみて
その曲が気に入り、
ヤードバーズのレパートリーに
加えたのだそうだ。
その時のタイトルは、気を遣った
I'm Confused だったらしい。
ペイジのアレンジの才能に
驚くべきなのか、
盗作に驚愕するべきなのか、
そんな発見でした。
ジェイクのアルバムは
キャピトル・レコードの
廉価盤レーベルTowerから出てます。
カナダのレコ屋で発見、
35カナダドルでゲット。
(相楽タカオ)
Neil Young
/ After The Gold Rush
(Reprise RS 6383) カナダ盤
1970年制作
アフター・ザ・ゴールド・ラッシュは、
ニール・ヤングの生まれ故郷
カナダのLP盤でほしい。
もちろん初回盤、ピアノのクレジットが
ニルス・ロフグレンだけのやつね
(後でジャック・ニッチェが
追加された)。
手に入れましたよ、カナダ盤!
何度聞いてもいいアルバム。
Only Love Can Break Your Heart
(A面M-3)や
Birds (B面 M-3) なんて
ニールにしか書けない大名曲だ。
いよいよアルバムのハイライト
「サザーン・マン」(A面 M-4)ですぜ。
えっ? 間奏のアドリブ最後のところ、
ちょっと長くない?
な〜んと歌に入る直前に聞き覚えのない
フレーズが13秒・・ガーン。
どうでもいい
アドリブ蔓延のロック界だけど、
70年代はメロ&アドリブで
ワンセットになってる名曲が
たくさんありました、
レイラ〜リトル・ウイング(ジミヘン)
〜アリソン(コステロ)等。
サザーン・マンもメロ&アドリブの
代表的1曲。
ウーンこれでアーティストイメージならぬ
ソングイメージに
若干の修正が加わるかも・・。
★お客さまの唐川さん(仙台)からのメール★
英国のLP盤はずっと
このヴァージョン使ってますよ。
King Crimson
/ クリムゾン・キングの宮殿
(Island ILPS 9111) 英国盤
1969年制作
ついに見つけました!
「宮殿」の英国アイランド盤。
椰子の樹レーベルなのが残念だけど、
目的はエンボス紙じゃない
マットなジャケ入手だったのだから、
良しとしなくちゃ。
でも針を落とす前に鳥肌がたちました。
なんとレコードの奥に
PORKYとPECKの文字・・・
言わずと知れたあの名手
クリス・ブレアの手になる
カッティングだったのです。
ただでさえ聞くたびに戦慄が走る宮殿、
クリスのカッティングで
聞くことが出来るなんて・・。
このあとの気持ちは
ちょっとここでは・・(涙)。
彼の主な仕事例:
古くは「アビーロード」「イマジン」
「あなたの心に」
(フェリーのこのアルバムが
最高のカッティングだと
思ってるらしい)
MORE、CD時代になっても英国ロック畑の
信頼はかわらず、オアシス、スティング、
トラヴィスまで手がける大ベテラン、
でもなんといっても、あの「キッドA」の
あの音をカットしたって事実が、
いまでも最高の
マスターリング・エンジニアで
あることの証明!
★お客様のJIRO さん(英国在住)
からのメール★
ポーキー、ペックのサインは
クリス・ブレアー ではなく
ジョージ・ペッカムPeckham のものです。
この人も英国の有名なカッティング・
エンジニアです。
→とんだ間違いでした。
「CD時代になっても英国ロック畑の
信頼はかわらず」以降の文は
正しいのですが。(長崎)
Nick Drake / Nick Drake
(Island Capitol SMAS 9307)米国盤
1971年制作
永遠のカルトヒーロー、
ニック・ドレイク。
そんなニックも「リヴァーマン」が
フォルクスワーゲンの
コマーシャルで使われ
去年はアメリカでついにブレイク。
初ヒットに30年か。
そもそもアメリカでファーストアルバム
「ファイヴ・リーヴス・レフト」
がでたのが
1976年(イギリス1969年)
だったものな、
でもそれより前にブラックホークで
白っぽいジャケのアメリカ盤見たよな、
とおもってたらみつけました
“NICK DRAKE
/ island capitol SMAS9307”!
「おばさん」とニックのショットが
裏ジャケに使われてる
雰囲気抜群のアルバム。
収録曲はファイブとセカンドからの抜粋。
キャピトルレコードのプレスなので
(名人ケン・ペリーのカッティング)
ひとつひとつの音が生々しく
ニックの声も骨太。
ニックのファンの方、
是非リクエストなさってください。
The Band / Stage Fright
(EMI・Capitol EA-SW425)英国盤
1970年制作
ザ・バンドの3作目
「ステージ・フライト」は、
ザ・バンドのアルバムの中で
最も開放感溢れるアルバム。
その英国盤は
ダブル・ジャケットらしいという噂は
以前から聞いていた。
でも、あの「ボブ・カト」が意図した
エンボス紙にシングル・ジャケットの
簡潔さは、
アルバムの中身と一体になって
動かしがたいもののはず。
で、遂に発見! いつものレコード市で!
問題の見開きの中は?・・・
なんと、あの「ノーマン・シーフ」
(70年代の人気黒人写真家)
のおまけポスターが使われていた!
うーん、ノーマンだし、無理やり納得。
肝心の本盤の方は、
カッティングが米盤よりも
ベースやドラムスの
「伸び」が欠けるものの、
同時期の日本盤に比べれば抜群の良さ。
是非リクエストを!
Neil Young / Neil Young
(Reprise RS6317)米国盤
1969年制作
うわさには聞いていましたが、
ついに見つけたニール・ヤングの
「ニール・ヤング」。
1969年のファーストアルバムの
初回プレス盤です。
ジャケットにニール・ヤングの
文字が無く、
ミキシングもおとなしめ。
なんでも、初回のミキシング、
マスターリングが気に入らなかった
ニールが回収させたものだとか。
あの市内の他店で
12800円だったものを
レコード市で5000円で手に入れました。
そこで、お願いです。
そもそも初回盤のことを
僕に教えてくれたピーターパンのお客様、
唐川君のために、
もし初回盤を見つけた方がいらしたら
メールよろしく!
Led Zeppelin / Led Zeppelin2
(Atlantic-Polydor 588198)英国盤
1969年制作
ツェッペリンの初来日の時、
招待券が当たった僕。
ロバート・プラントとは、
1976年の夏
リトルフィートの楽屋で偶然会い、
1995年にはヒースロー空港のトイレで
並んで用まで足してしまった。
先日、仙台駅の東口の中古盤店
「ヴォリュームワン
(tel022-257-2055)」で
レーベルコピーの方にだけ
“キリング・フロア−
(byハウリン・ウルフこと
チェスター・バーネット作)”
とクレジットの入った
“ツェッペリン2”を発見。
お値段は奇跡の税込¥1000!
これは、多分“レモンソング”に対して
ウルフから盗作だと訴えられたため、
急遽レーベルだけ
修正したものと思われる。
ならば、きっとレーベルも
“レモンソング”と印刷された
初回盤が存在するはず・・・
と思っていたら熱心な
ツェッペリンのファンの方いわく、
「最初からレーベルは
“キリング・フロアー”
だったんだよ。」
フーム、本当はどうなんだろう。
どなたか、ご一報を。
★お客さまからの鈴木さん(神奈川)
からのメール★
その後話し合いがついたらしく、
レーベル・ジャケット共
“レモンソング”のまま、
現在に至るので、
初回盤があったとしても
その見分けは難しいですよ。
★お客様のJIRO さん(英国在住)
からのメール★
レーベル・デザインが通称 Red/Maroon 、
レーベル・クレジットがThe Lemon Song 、
これが英国盤の初版(初回盤)です。
初版 The Lemon Song
2版 Killing Floor
3版以降現在までThe Lemon Song
となります。
→僕が手に入れた物は第2版だったのか。
そのあたりの詳しい説明は
JIRO さんの素晴らしい
ホームページ
を
ご覧下さい。(長崎)
James Taylor
/ Sweet Baby James
(Warner-Seven Arts WS1843) 米国盤
1970年制作
1900年代最後の営業日
('99年12月30日)を
“スィート・ベイビー・ジェイムス”の
B面で締めくくった私です。
東芝音工時代の品番
BP−8961から始まって、
最近は"Contains Fire And Rain
& Country Road"なしの
米国初回盤も手に入れて
一安心と思っていた矢先、
大型書店の中古盤セールで、
レーベルがワーナーセブンアーツ
(Wと7が組み合わさったロゴ付き)
時代、ジャケットは
[WB]マーク付きのものを発見。
しかも、音はとんでもなくいい音!
マスターリングが他のどれとも違って、
ドラム・ベースはビビッド、
ジェイムスの声も心なしか明るい。
そこで、お願いです。
もしレーベル・ジャケット共
ワーナーセブンアーツ時代のものを
お持ちの方。
5000円で買います!
連絡お待ちしています。
★お客さまの橘さん(福岡)からのメール★
このアルバムが出た1970年春は、
ワーナーセブンアーツから
今の会社に変わる時期にあたるため、
ジャケットは最初から[WB]だったのかも。